【S17使用構築】三種の拘りカバドリガルーラ【最高2077 最終2021】
S17お疲れ様でした。ORAS最後のシーズンということで、使い慣れたカバドリでレートに潜っていました。今期は初めてシーズンを通してポケモンを考えられたシーズンだったので、目標としていた2100を達成することができなかった上、上位構築に刺さっていた砂ドリュウズを活かしきれなかったので悔しい気持ちでいっぱいです。
1.使用構築
使い慣れたカバルドンドリュウズの並びに6世代最強のメガ枠であるガルーラを入れたパワー構築。そこに重いポケモンをつぶせるポケモンを組み込んだ形。
構築の軸であるカバドリガルーラは、かのぽけさんのブログから。
2.個体紹介
腕白:215(252)-132-156(28)-x-121(228)-67
じしん/こおりのキバ/がんせきふうじ/あくび
HBD・・・C92メガガルーラのれいとうビーム+すてみタックルを耐える程度。
いつもの起点作り腕白HDカバルドンにゴツゴツメットを持たせ、削りとクッションの役割を持たせたカバルドン。
後述するドリュウズがこだわりハチマキであり、砂ターンを8ターンに伸ばす必要性が薄く、また裏選出に組み込めるようにゴツゴツメットを持たせた。がんせきふうじの枠は元はステルスロックだったが、打つ暇がなかったことと、ファイアローへの打点として採用。
受けをカバルドンに依存しているカバガルゲッコの並びは、受けだしの時点でメガガルーラにれいとうビームを打たれることで崩壊しがちだが、れいとうビームを2発耐えるので1回の行動保証が持てることが強いと感じた。再生技がなく、HB特化ではなかったものの、削り+クッションの役割は十分果たせ、困ったことはなかった。
ドリュウズ@こだわりハチマキ
意地:185-205(252)-81(4)-x-85-140(252)
ASぶっぱ
今回の自慢のドリュウズ。鉄壁ドリュウズを捨てた理由は、弱点保険を発動しないと火力がなく、攻撃を受ける前提で急所による運負けに繋がることと、調整が非常にシビアなため、後出しで少しでも攻撃を受けてしまうと弱点保険を発動できるほどの体力を確保することが難しくなるという理由から。
命の珠でなくこだわりハチマキである理由は、剣の舞を積んでいる暇が現環境にないこと、瞬間火力を求めた際に珠ダメの反動で先制技圏内に自ら入ってしまうことを恐れたこと、所謂オタクサイクルに対してピン選出が可能となる点を評価したから。
カバルドンの地震+砂ダメ+ハチマキ地震で197-149ラインのメガガルーラが確定1発、ハチマキつばめがえしでH252メガヘラクロスが確定1発程度の火力。
当初は思いつきで入れたポケモンだったが、思いのほか強かったが、少し調整を施してもよかったと思っている。
ガルーラ@ガルーラナイト
やんちゃ:183(20)-194(252)-133(100)-92(92)-108-126(44)
調整はマスターさんのブログから。
シーズン16使用構築(最高2199/最終2116,2087,1997) - 昔はガチ勢やってた気がする
カバルドンドリュウズの並びで辛いポケモンを1匹で見れる6世代最強のメガ枠。
ねこだまし+すてみタックルで低種族値ポケモンを葬りつつ、れいとうビームでガブリアスやカバルドンなどのポケモンを接触することなく倒せるのは強力だと感じた。
ふいうちの枠は最後まで地震と悩んでいたが、地震が欲しい場面とふいうちでよかった場面が五分五分ほどだったが、猫不意の縛り範囲の広さはとても魅力的だった。
ゲッコウガ@こだわりメガネ
臆病:149(12)-x-101(108)-148(196)-92(4)-182(188)
S ・・・最速ジャローダ抜き
個人的最強ポケモン。ガルーラとドリュウズでは相手のクレセリアやカバルドン、スイクンなどを突破することが困難なため、採用。こだわりメガネを持つことで裏にも負担をかけることができる。また、カバルドンで削ったガルーラをくさむすびで倒すという動きも非常に多かった。
霊獣ボルトロス@こだわりスカーフ
控え目:155(4)-x-98(56)-216(252)-100-145(188)(使用個体は非理想のため、理想値のみ)
10まんボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)/きあいだま
Cぶっぱ残りS
シーズン序盤は化身ボルトロスにスカーフを持たせて使っていたが、電気の一貫を切るために霊獣ボルトロスに変更。
ボルトチェンジで相手に圧力をかけつつ裏に繋ぐ動きが強力だった。また、PT単位で重いメガミミロップやメガルカリオ、ポリゴン2や少し削れたメガガルーラに対して打てる気合玉は非常に強力だった。最終日の気合玉命中率は8割を超えていた気がする。
エルフーン@オボンのみ
呑気:164(228)-88(4)-143(196)-102(36)-101(44)-108(使用個体は非理想のため、理想値のみ)
ムーンフォース/とんぼがえり/しびれごな/アンコール
調整は某ブログから。リンクの許可が得れそうになかったため、割愛。
この構築の潤滑油でありMVPのエルフーン。
構築で重めのキノガッサに対してかなり強く、とんぼがえりで対面操作を行えるポケモン。また、重めの高速低耐久ポケモン、主にメガミミロップ、メガルカリオ、バシャーモ、ゲッコウガに対してしびれごなを入れることで裏のポケモンで処理を容易にする動きも強かった。また、でんじはと違い、じめんタイプに麻痺を入れることで運勝ちを更に狙っていける強みがあった。
3.全体を通して
気づいたら拘りアイテムを持ったポケモンが構築内に3匹になっていたが、クッションの役割を持てるポケモンが2匹、ボルトロスのボルトチェンジによる実質的非拘りなどのおかげで使いにくいという印象はなかった。
考えついたこだわりハチマキドリュウズが案外使いやすかったので今後も考えていきたい。
5世代の最終シーズンからちょこっとレートという環境にふれ、6世代から本格的にレートに潜り始めたため、6世代環境が終わってしまうのは少し悲しいが、6世代において弱体化されたと言われた砂を少しでも考察できたこの環境が好きだった。
また7世代で。